
神奈川県の川崎市というところにそのショップはあった。
それまで噂には聞いていたが、今時WEBサイトも無く、画像などの情報も少ない。 今回、訪問出来るチャンスがあったので思い切って行ってみた。
そこは大通りから少し外れるように看板も上がらずにひっそりと佇んでいた。
デルタを初め、エンスー的なクルマの隠れ家的な場所なんだなあ〜って。
社長のI氏が一人で切り盛りするそのショップは、作業待ちのクルマが数台表に置いてあった。
一見強面のI氏だが、話してみるとなんとも魅力的な男で、すぐにこのショップの人気の理由が分かった。
ゆっくり話せたのは実は今年6月のデルタ全国オフである。
もう何年も前から知っていたのだが、なかなか接点と言うか、話す機会も無いままに年数が過ぎていた。
きっかけとはそんなもの、先日の日記に書いた12時間耐久レースのマシンはこのI氏がこのガレージで手がけたマシンだった。 そのマシンを実際に見ながらI氏の12耐に対する思いを聞きたかったのだ。
彼は僕がデルタで耐久レースをやっているのを知っているのか、話は来年の12耐へと移り、一緒に走ろうや!と・・・
耐久レースにかける思い、そしてランチアにかける思いがひしひしと伝わってきた。
「よっしゃー! オレ達も参戦だー!」と、言えないのが歯痒いくらいだった。
数年前、あれだけ盛り上がった耐久熱だが現在は活動休止状態だ。 耐久の楽しさや、走破した後の達成感等、タイムアタックやスプリントの比ではないのは良く分かっているつもり。
昨年、即席チームで挑んだ9時間耐久レースで分かるように、チーム作りが勝敗を左右するのだ。 既存のチームでは遠征、そして12時間というレースを戦うパワーが無い。 費用的なものもそうだが、サポート要因にしても、セントラルサーキットや鈴鹿なら手弁当で駆けつけてくれる仲間は多いが茂木(栃木県)ともなると、そーゆー訳にはいかないからねえ・・・
それでもまたあの一体感を味わいたいと言う気持ちはある。
I氏は言う「サポートは2チームで共有すればいい、だからドライバーだけでもいいじゃん」と。
ほんとに嬉しいことを言ってくれるんだけど、やるからには僕も耐久チームの監督、たとえお世話になったとしても最小限に済ませたいと思う訳で・・・
最後に12時間を走り切った直後のベータ・クーペのドライバーズシートに座らせてもらった。 エンジンをかけてアクセルを踏んだ。 ワークスカーのコクピットようなその空間に、僕もまた耐久デルタで走りたいと思った訳で・・・

Iさんありがとう! いろいろと話を聞かせてもらって楽しかったです。
またほんとに僕達が12時間耐久に参戦する時はよろしくお願いします!!
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